top of page

10BALLブレイク解析① 

 

今回は10BALLブレイクを高速撮影し横アングルから比較して解析してみます。

私は以前10ボールブレイクがあまり上手くいかず約600時間くらい色々なパターンを試してみました。

キューレベルをつけてジャンプ気味に跳ねさせるパターンもしましたがテーブルによっては跳ね難く

跳ねてもセンターに止まらず安定しない事があり悩んでました。

動画サイトでブレイクが上手い選手の研究をした所ポイントが2つありました。

最初に下の撞点で構えているのですがブレイクが上手いプレーヤーはインパクトの瞬間は

ほぼ半タップ~1タップ上と言う事が1つ

もう一つは手球をとらえてから1ボールに到達するまで超低空ジャンプで1ボールに当たる

縦のあつみが厚い事でした。

( 逆にジャンプの軌道が高いと1番の上側にあたり薄く、先球が散らず場外しやすい )

 

これらを考えると最初に下を構えて体重移動をする動作で徐々に上に向いてフォロースルーを

する事が安定に繋がらないのではと考えました。

 

これらの理論を最適にすれば安定感があるブレイクが可能では?

と試したのが今回のブレイクです。

 

通常のショットでもハードに撞けばタップから離れた瞬間に手球は少し跳ねます。

左側の動画でも通常のショットとほぼ変わらないくらいに動かないようにしているのが

確認出来ると思います。

手球はこの時は1タップ上くらいです、これには意味があって1タップ分のフォローを与え

撞点が下のケースより先球を走るようにしています。

同じ手球を跳ねさしても低いジャンプした軌道でヒットしたフォロー回転の手球の方が

高くサイドを越えて跳ね帰って来るのでスクラッチを回避する確率が高いのも利点です。

 

右側のスロー動画でも確認出来ますがフォロー回転の方が宙に跳ねた際にも回転がかかって

安定し着地した後も残ったスピンでピタリと止まる確率が高くなります。

逆に以前はこの回転が出来なかったので安定せず短クッションにかえってきたり

サイドスクラッチしたりする事が多く見られました。

 

使用キュー Power Break 魁

 

 

まだまだ今後も研究してアップしていきます。

 

 

 

 

Code Name ZAN © 2014

bottom of page